社外の人との関係が、
視座を高くする。

私が所属する大阪営業所では、私を入れて5人の副所長が所属しています。各人が複数のエリア店長を統括し、大阪エリア全体を盛り上げていくのが副所長の役割。私が見ているエリア店長は、トレーニング中の方を含めて全部で9人います。店舗数でいえば53。もちろんこの数の店舗ひとつ一つを細かく管理することはできないので、基本的にはエリア店長を見て店舗の様子を把握するのが、副所長の役割のひとつです。年に一度の副所長監査とは別に、課題があるお店を中心に自分の目で見て回り、なかなか行けないお店には電話で相談にのります。彼らに気持ちよく働いてもらうことが、副所長の最も大事な仕事ですから。もう一つは、社外の方との折衝でしょうか。エリア店長まではお店とスタッフ、来店されるお客さまが接する大部分ですが、副所長は新店が入るショッピングビルの担当者や求人広告の代理店、店舗修繕の業者など、実に様々な方とのやりとりが発生します。店舗だけを見ていた頃に比べて、格段に視点が上がりますね。
広島から大阪、そして副所長へ。
今はスタッフの存在がモチベーション。
私が入社した頃は、まだ「Color the Days」が導入される前のセリアでした。今ほどの知名度もなかったし、店舗のつくりもずいぶん違います。でも、当時から人の良さは感じていましたね。学生時代、アルバイトでセリアで働いていたんですが、いい人ばかりだったし、何よりここで働き続けるイメージを持てたんです。地元広島での採用だったので、入社後は広島県内で店長、エリア店長、そして11年前に大阪に転勤、7年前に副所長に就任。こう言うとトントン拍子ですが、副所長の話が出た時は「無理です!」 という思いでしたね(笑)。責任が大きいし、大変そうだし。ただ、やらずに断るのも私らしくないし、やるだけやってみようとお受けしたんです。実際、仕事は大変だし、直接お店を見れないのは歯痒いことも多いですよ。それでも、エリア店長や店舗のスタッフが楽しく働いていたり、苦労を乗り越えたりする姿には刺激を受けるし、彼らの存在が今の私の大きなモチベーションです。

会社に根付く理念に気づき、
もっとセリアが好きになった。

セリアの経営理念の中には、「クリーン」「感謝」「共有」という言葉が並びます。店長だった頃はあまり意識することはなかったですし、見かけても通り過ぎていたと思います。でも、副所長という立場で社内外の人と関わっていくと、この言葉がちゃんとセリアに根付いていることを感じるんです。自分たちの利益だけじゃなく、相手に喜んでもらえるように、相手がより良くなるように、と考えて取引先とのコミュニケーションを進めるセリアの姿勢を間近で見て、改めていい会社だなって思います。それは社員に対しても同様で。たとえば私が入社してからの15年間で働き方も本当に変わりました。たぶん、今も変わっているし、これからもすごいスピードで変わっていくでしょう。その変化に対応しつつ、私はお客さまにもスタッフにも楽しんでもらえるお店を作っていきたいです。副所長という立場になっても、やっぱり店舗づくりが好きですから。